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Ikuro Shimizu

【住環境計画研究室】シンポジウム 幻の建築家たちの教え -フィールドワークと実践をつなぐもの-

シンポジウム幻の建築家たちの教え-フィールドワークと実践をつなぐもの-


時の試練を経た集落は格好の教科書、その構想者は会うことが叶わない幻の建築家――居住を取り巻 く状況が急速に変化している現代においても、いや、むしろ現代においてこそ、フィールドに出向くと 多くの学びがあります。しかしフィールドワークは名人芸に近く、定まった方法論はありません。そこ で比較居住文化小委員会では、名人たちが何を考え実践してきたのかを広く伝えるべく、16 名の濃密な インタビューと直筆のフィールドノートをまとめ、書籍「建築フィールドワークの系譜:先駆的研究室 の方法論を探る」を出版しました。


本シンポジウムでは、本書で取り上げた中から 4 名をお呼びします。第一部は、世界的建築家かつ先 駆的フィールドワーカーである原広司氏と古谷誠章氏の講演です。フィールドに何を求めて旅立ち、ど のような調査を行ない、その成果が設計の実践にどうつながったかについて解説します。第二部ではこ れを受け、布野修司氏が建築計画学の視点から、陣内秀信氏が建築史学の視点から、フィールド研究の トップランナーとしてコメントします。その後は、比較居住文化小委員会のメンバーも加えたパネルデ ィスカッションです。以上の講演と議論を通じて、フィールドワークの現代的な意義をあぶり出します。


主 催:建築計画委員会 住宅計画運営委員会 比較居住文化小委員会日 時:2019年3月6日(水)17:00~20:30

会 場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)


プログラム(予定):

17:00~17:10 主旨説明 前田昌弘(主査:京都大学)

<第一部:設計の視点から>

17:10~17:50 講演 原広司(建築家、東京大学名誉教授)

17:50~18:30 講演 古谷誠章(建築家、早稲田大学教授、日本建築学会会長)18:30~18:40 休憩

<第二部:研究の視点を加えて>

18:40~19:00 コメント 布野修司(滋賀県立大学名誉教授・建築計画学)19:00~19:20 コメント 陣内秀信(法政大学名誉教授・建築史学)19:20~20:20 パネルディスカッション 原広司+古谷誠章+布野修司+陣内秀信


モデレータ:清水郁郎(芝浦工大)+本間健太郎(東京大学)+稲垣淳哉(早稲田大学)20:20~20:30 まとめ


参加費:会員 1,000 円、会員外 1,500 円、学生 500 円(資料代含む/当日会場払い)

定 員:200名(申込み先着順)

申込方法:

Web 申し込み http://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=615792 よりお申し込みください。


問合せ:日本建築学会事務局 事業グループ 榎本

TEL:03-3456-2051 E-mail: enomoto@aij.or.jp




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